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 JellyClubはクラゲ飼育水槽(JellyCube)のサポートと情報交換のサイトです。

Q&AFaq


よくある質問




Q:
 水槽の水の流れが悪くなった。


A:
 水の流れが悪い原因は以下の事が考えられます。

1)置水槽の水位が低い
 エアーの排気量を減らし、水槽への送気量を増やして下さい。
2)エアー量を増やしても、置水槽の水面が高くならない。
 水槽の水面位置と濾過槽の水面位置は同じですか?
 濾過槽の水面位置が水槽の水面位置より低く、メッシュ籠の上辺より水が溢れている場合。
  メッシュ籠のメッシュが詰り、濾過槽から汲み上げられる水が少なくなっているので、
  メッシュ籠を、シャワー状の水道水がメッシュを通るように流し洗浄して下さい。
  
3)置水槽の水面を高くしても流れが速くならない。
  噴出し口が詰っているので、海水を入れたスポイドで、置水槽の
  給水口から噴出して洗浄して下さい。
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Q:
 クラゲの寿命はどれぐらいですか?


A:
 サカサクラゲのように寿命の長い種もいますが、1年以内と思った方が良いと思います。

 自然界では、種類毎に適した環境になった時に発生しますが、環境(水温変化や餌となるプランクトンの増減)の変化が大きいので短命です、最も長い期間見られるミズクラゲでも1年ほどです、一般的には半年以下と考えた方が良いと思います。

 飼育下で水温や餌を管理しても、解らない事が多いようです、ミズクラゲでも1年程度の様です、ただ、ミズクラゲの場合は、水温や餌を管理すれば、自然界で見られない時期にも発生させる事が出来るので、年間を通して飼育・鑑賞が出来ます。(但し、別個体)

 クラゲは地域にもよりますが、ほぼ年中居ますので、季節のクラゲを採集して飼育・鑑賞し、飼育条件を試行錯誤しながら、飼育期間を延ばして行く楽しみが有ります。

 多くのクラゲはその発生条件が解っていません、飼育下で任意に発生させる事が難しいので、自然発生した個体を採集して飼育・鑑賞し、次の挑戦は一年後になります、Jelly Clubでは、皆様と情報交換をしながら、飼育記録を延ばして行きたいと思っています。

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Q:
 クラゲは死ぬとどうなりますか?


A:
 崩壊したり、溶けたりします

 クラゲは90%以上が水分なので、崩壊してバラバラになったり、萎んで小さな塊になったり、溶解してドロドロになったりします、部分的に、凹みが出来たり、崩壊し始める事も有りますが、櫛クラゲ等特に水分の多いクラゲなら一夜にして消える事も有ります。

 また、ミズクラゲのように比較的硬いクラゲは、傘の部分と口腕が分離する事が有りますし、釣鐘型のクラゲでは口柄部分が脱落する事も有ります、何れにしても摂餌する事が出来ないぐらいダメージを受けていても、拍動している場合が有りますし、程度によっては再生する場合も有りますので、クラゲの死を決めるのは難しい気がします。

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Q:
 濾材が少ないように思いますが?

A:
 実験の結果、この水槽では一般的な濾過槽と比べ、負荷が格段に低いのでこの程度の量で十分だと考えています。

(但し、櫛クラゲの仲間はアンモニアを大量に発生する様なので注意が必要です)

 標準添付の濾材は、太鼓型基準水槽(Jelly Cube HC-01)の場合、ゼオライトを300g添付しています。

 濾過槽の目的は、浮遊物等の固形物を物理的に取除く事と、有害物を無害なものに変える事です、一般的な水槽では、生物に餌を与えると、食べ残しや排泄物が一緒に濾過槽に送られるので、一時的に止めて(濾過)分解させ、分解した有害物を生物処理して害を少なくしています。

 濾過槽の負荷で最も大きいのは、餌や排泄物に含まれる有機物が分解して発生したアンモニアの処理です、JellyCubeシリーズでは、水槽部から濾過槽に流れ込む部分にメッシュ籠を設け、130ミクロン以上の浮遊固形物を予め取除き、それ以下の有機物が分解した時に発生するアンモニアや、水中に含まれるアンモニアを生物処理させています。

 しかし、人工海水を使用した水槽使用開始時には、全くバクテリアが居ませんので、早くバクテリアを増殖させる為に、海中にある貝殻や石ころを投入する効果は有ると思います、但し、サンゴ砂や貝殻は石灰質なので溶解し、海水の硬度を上げ、管路や噴出し口に沈着してスケールとなりますので、一時的に使用して安定したら取除く方が良いと思います、また、サンゴ水槽などの飼育下の水槽は細菌類が多い場合が有り、それれを持ち込む恐れが有るので、それを避けてバクテリアが十分繁殖するまで気長に待つのが一番良い選択だと思います。

 バクテリアも生き物です、バクテリア量よりも、餌となるアンモニア量が多ければ増えますし、減ればバクテリアも餌不足で減ります、最初は増減しながら、徐々に餌となるアンモニアの量に応じたバクテリア量に落ち着きますが、その間の時間差が有りますので、給餌量を極端に変化させないように注意して下さい。

 また、この生物処理は、好気性バクテリアで行っていますので、アンモニア(害が大きい)-> 亜硝酸 -> 硝酸 (害が小さい)へと分解しますが、硝酸は残りますので、安定しても定期的な水換えは必要になります。

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Q:
 HC-01水槽の掃除は?

A:
 日常の掃除

 苔(藻類)が生えた、見難くなったとか気に付く時に、マニュアルでご紹介した様に、メラミンスポンジで、軽く擦って下さい、クラゲの種類に依りますが、触手の短いクラゲなら飼育しているままで大丈夫です、エアーポンプの電源を落とし、水流を止めて、クラゲに触れないように行って下さい、濁った水は自然と濾過槽に送られますが、沈んで残ったものは、スポイドで吸取ってください。

 気になる場合は、クラゲを別容器に移してから、同様にメラミンスポンジで軽く擦って下さい。

 大掃除

 年に一度程度は、水槽一式を洗って下さい。

  1. 補給用の新しい海水を10L程用意して下さい。
  2. エアーポンプの電源を落として、置水槽に溜まった海水を水槽に落とし、水槽全体水量の半分の海水と、クラゲを別容器に移して下さい、濾材も取出し、濾材が浸るぐらいの海水と共に別容器に移して下さい。
  3. 水槽の外れる部分を全て外し、全ての部材をメラミンスポンジを用いて、水道水で洗って下さい。
  4. 出来るだけ水切りをしてから、新しい海水で、水槽や濾過槽をゆすいで下さい、水槽外面は軽くタオル等で傷付かない様に拭いて下さい。
  5. 取り外した部品を全て元通りに組み立ててから、取り置きしていた元の海水を水槽に戻して下さい。
  6. 濾材を、共に取り置きしていた海水の中で、軽く振り洗いをした後、濾過槽に戻して下さい。
  7. 新しい海水を、元の水位の8割程度になるように補給し、クラゲを戻して下さい。
  8. 元の水位になるように、新しい海水を濾過槽側から補給して下さい。
  9. エアーポンプの電源を投入して、終わりです。
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Q:
 RC-02水槽の掃除(パンチング板の外側)

A:
 通常は、メッシュ籠の手前からスポイドを挿入して、海水を吹きかけて、沈殿物が固着する前に浮遊させて、メッシュ籠に集めます。

 パンチング板の外側は、直接メラミンスポンジ棒で掃除が出来ませんが、クラゲを取出さなくても簡易な掃除は出来ます、下の動画をご覧下さい。

 RC-02水槽の掃除(パンチング板の外側)

 パンチング板が汚れてきたり、汚れが目立ち過ぎる時は、クラゲを別容器に移動して水槽全体を掃除して下さい。

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Q:
 ゼオライト槽やメッシュ籠の補修


A:
 ダメージが少ないうちなら簡単に補修が出来ます。

 ゼオライト槽やメッシュ籠はABS樹脂や塩ビ樹脂で作られています、力が掛る部分では有りませんが、取扱い中に外れた場合には、瞬間接着剤で補修が出来ます、瞬間接着剤はアクリルの接着剤に似ているので、応急修理ではなく専用接着剤と同じ効果が有ります、接着面をよく掃除して乾かせてから接着して下さい。

 作業が苦手な方は、送料負担で送って頂ければ、送料着払いで修理返送致します、往復送料をご負担頂ければ無償で修理を致します、特に期間は設けていません、初期不良の場合は、着払いで送って下さい。

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Q:
 クラゲの参考書は?


A:
 下記の本は解り易く、詳しく書かれています。


 クラゲのふしぎ
 ジェーフイッシュ 著
 久保田 信 + 上野 俊士郎 監修
 技術評論社 ISBN4-7741-2857-0
 オンラインショップでも販売しています。

 クラゲガイドブック
 並河 洋 著
 楚山 勇 写真
 TBSブリタニカ ISBN4-484-00406-2

 神秘のベニクラゲと海洋生物の歌
 久保田 信 著
 紀伊民報 ISBN4-907841-03-5


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