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クラゲとふわふわ

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 無事、プラヌラから走根が伸びポリプが出芽したが、上手く育たず萎縮してしまう、餌が摂れないのか?飼育温度なのかな?
ちょっと長いので、今までの最高の1200倍速で編集しています。 

※ 途中で、走根全体が拍動し、水管から栄養を送っているのが解り易い様に速度を下げています。

 これまでは、コンパクトデジカメで撮影していた動画を基準にしていたので、解像度が640X480
だったが、今後コマ撮り画像は、4倍の1280X960で掲示するようにする。

 今回の解像度を変えての撮影は、10/18日の徳利型のポリプからの続きで、10/21から10/28日までの
1週間分を掃除や水替えでの撮影中断時を除き、全てを600倍速で編集している。

 解像度が上がった事で、顕微鏡をリアルタイムで覗いても今までは見えなかった、微生物の動き
が見える、ポリプの表面にも微生物が付いていて、ポリプからの排泄物や、食べ残しのアルテミアなどを
食べているのが見える、ポリプも、この微生物を食べているようにも見える、特に10/22の6時頃から、
ポリプが吸い込もうとしているアルテミアの死骸を、微生物も群がって食べようとして、競争になって
いるのが面白い。

【動画】 YouTube

10/18 10時頃 口が1個の徳利型のポリプから続く
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10/21 18時頃 フラスチュールを1個体遊離
10/22 0時頃 アルテミアを3個体捕食
10/22 7時頃 食べられなかったアルテミアを他の微生物が食べている
10/22 21時頃 フラスチュールを1個体遊離
10/23 0時頃 フラスチュールを1個体遊離
10/23 8時頃 ポリプの口が増える様子が無かったので観察を中止

10/23 8時頃 口が1個の別のポリプに変更して撮影を継続
10/23 9時頃 アルテミアを1個体捕食
10/23 10時頃 ツリガネムシのような柄を持つ生物がポリプ表面に付き始める
10/23 12時頃 アルテミアを1個体捕食
10/23 22時頃 口が1つ出来始める、合計2個
10/24 23時頃 口が1つ出来始める、合計3個
10/26 2時頃 アルテミアを2個体捕食
10/26 6時頃 アルテミアを1個体捕食
10/26 22時頃 フラスチュールを1個体遊離
10/27 23時頃 フラスチュールを1個体遊離
10/28 0時頃 アルテミアを1個体捕食
10/28 2時頃 アルテミアを1個体捕食
10/28 8時頃 アルテミアを1個体捕食

10/28 23時頃 ポリプの口が増える様子が無かったので観察を中止

 このポリプは、1群体(3個虫からなる)で分裂しないで一種の群体を
形成したもの、と久保田信先生*からご教示を頂きました、有難う御座います。

  久保田信先生*:京都大学 フィールド科学教育センター瀬戸臨海実験所 准教授

 以前からの観察結果と殆ど変わるところは無いが、フラスチュールからポリプへ変態する境目が
ハッキリ解らないので、徳利型で口が1個のポリプを初期ポリプと考えると、3日程で口が4~5個
になり、以後増えずに安定(成熟ポリプ?)し、フラスチュールを出芽し始めるようだ。

 同じ容器内の様子を見てみると、フラスチュールからポリプに変態し、口が複数になっている
ものが16個体、細長いフラスチュールが32個体見つかった。

複数の口が付いたポリプ






 ポリプの成長に付いては、今まで観察した状況と変わらないので、コマ撮りによる観察は中止し、先ずはポリプを増やす事に専念したいと思います、有る程度増えたところで、ポリプを染色し、フラスチュールを出芽する時に、糸状のものが付いているのか確認する予定です。

 北のベニクラゲを頂いて3日後プラヌラが見つかりました。

 過去にも、このブログに掲示しましたが、北のベニクラゲのプラヌラは綺麗です、
色は、紺色、青紫、赤紫、茶色、黄色、クリーム、白色などが有りますが、進行方向先端
側は白く、後ろ側に向かってグラデーションになっています。

 ちょっと形の違う個体がいますので、変態を始めているのかも知れません、明日にも
走根が伸びそうなので、マミズクラゲのポリプのコマ撮りを中止して、このベニクラゲ
のコマ撮りを始めています。

 今年も北のベニクラゲを頂きました。

 ベニクラゲのポリプを保存し、いつかベニクラゲを計画発生したいと思っていますが、
プラヌラを採取してもポリプにならず、動き回った末に力尽きて消滅したり、大量にポリプ
に変態しても、維持出来なくて消えてしまったり、何度もチャレンジしていますが中々
先に進めません。

 今回のベニクラゲは、ルーペで見ても卵が見えるほど成熟していますが、まだプラヌラ
は出ていません、今回は先ずはプラヌラを採取するのが目的なので、濾過系統のある
水槽には入れられません、観察しやすい幾つかの小さなガラス容器で、飼育温度を変
えて止水で様子を見ます。

 弊社水槽ユーザの遠矢様から、ミズクラゲ配布の礼状と共に、タコクラゲ、サカサクラゲ、
カクレクマノミと混泳させているとの連絡を受けたので、飼育動画を送って頂いた、珍しい
映像を有難う御座います。

 クラゲは、別種との混泳が難しく、余り飼育例を聞いた事が無い。

 経過説明を伺うと、タコクラゲ、サカサクラゲ、カクレクマノミを9月中旬から飼育を
始め、1ヶ月を過ぎたが変わりなく元気との事、タコクラゲは薄い透明なピンク色だっ
たのがこの色に変わったらしい、タコクラゲと書かれているのはカラージェリーの様
だ、ミズクラゲを配布してからは、1週間弱経過している。

 動画を見ると確かに混泳している、飼育生物で難しいのは、自然界と比べて圧倒的に
生物密度が高いので、餌の奪い合いや、攻撃を受けたり、何らかの危害を受ける事だ、
カクレクマノミはイソギンチャクと共生するので、刺胞毒には強いのかも知れない。

 飼育生物全般に言える事だが、飼育下では餌は不足気味の方が良い、クラゲの
場合は、大食漢なので不足気味と言っても、魚類と比べると遥かに多く与える必要が
有る、幸い、共生藻を持つクラゲは光合成による栄養の方が良いらしく、光さえ十分
に有れば余り餌を与えなくても元気だ。

 この動画を拝見する限り、アルテミアは十分ミズクラゲの胃腔に溜まるほど食べてお
り、餌不足は問題ないと思われる。

 かなりの世話をされていると思う、余り混泳はお勧めは出来ないが、自然界のように
他の生物と一緒に飼育されたい方は、十分な世話を覚悟したうえで飼育して下さい。

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