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クラゲとふわふわ

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2014/10 の記事

 北のベニクラゲを頂いて3日後プラヌラが見つかりました。

 過去にも、このブログに掲示しましたが、北のベニクラゲのプラヌラは綺麗です、
色は、紺色、青紫、赤紫、茶色、黄色、クリーム、白色などが有りますが、進行方向先端
側は白く、後ろ側に向かってグラデーションになっています。

 ちょっと形の違う個体がいますので、変態を始めているのかも知れません、明日にも
走根が伸びそうなので、マミズクラゲのポリプのコマ撮りを中止して、このベニクラゲ
のコマ撮りを始めています。

 今年も北のベニクラゲを頂きました。

 ベニクラゲのポリプを保存し、いつかベニクラゲを計画発生したいと思っていますが、
プラヌラを採取してもポリプにならず、動き回った末に力尽きて消滅したり、大量にポリプ
に変態しても、維持出来なくて消えてしまったり、何度もチャレンジしていますが中々
先に進めません。

 今回のベニクラゲは、ルーペで見ても卵が見えるほど成熟していますが、まだプラヌラ
は出ていません、今回は先ずはプラヌラを採取するのが目的なので、濾過系統のある
水槽には入れられません、観察しやすい幾つかの小さなガラス容器で、飼育温度を変
えて止水で様子を見ます。

 弊社水槽ユーザの遠矢様から、ミズクラゲ配布の礼状と共に、タコクラゲ、サカサクラゲ、
カクレクマノミと混泳させているとの連絡を受けたので、飼育動画を送って頂いた、珍しい
映像を有難う御座います。

 クラゲは、別種との混泳が難しく、余り飼育例を聞いた事が無い。

 経過説明を伺うと、タコクラゲ、サカサクラゲ、カクレクマノミを9月中旬から飼育を
始め、1ヶ月を過ぎたが変わりなく元気との事、タコクラゲは薄い透明なピンク色だっ
たのがこの色に変わったらしい、タコクラゲと書かれているのはカラージェリーの様
だ、ミズクラゲを配布してからは、1週間弱経過している。

 動画を見ると確かに混泳している、飼育生物で難しいのは、自然界と比べて圧倒的に
生物密度が高いので、餌の奪い合いや、攻撃を受けたり、何らかの危害を受ける事だ、
カクレクマノミはイソギンチャクと共生するので、刺胞毒には強いのかも知れない。

 飼育生物全般に言える事だが、飼育下では餌は不足気味の方が良い、クラゲの
場合は、大食漢なので不足気味と言っても、魚類と比べると遥かに多く与える必要が
有る、幸い、共生藻を持つクラゲは光合成による栄養の方が良いらしく、光さえ十分
に有れば余り餌を与えなくても元気だ。

 この動画を拝見する限り、アルテミアは十分ミズクラゲの胃腔に溜まるほど食べてお
り、餌不足は問題ないと思われる。

 かなりの世話をされていると思う、余り混泳はお勧めは出来ないが、自然界のように
他の生物と一緒に飼育されたい方は、十分な世話を覚悟したうえで飼育して下さい。


分裂した先の方は、比較的動くので、後ろ側を追跡して観察した。


経過は水替え等メンテナンス時以外は記録しているが、長いので、ポリプらしい形になったところから動画に編集した。


一番最初のポリプは、このように、何らかの有機物を付着基質として4個体のポリプが集まったように見えた。

今回のポリプを動画に編集してみると、想定していたのとは大分違っていた。

10/18 17時頃1箇所出芽
10/18 19時頃 反口側も出芽
10/19 8時頃 アルテミア1個体を最初に出来た口で食べる
10/20 13時頃 新しく増えた口は4個のようだ
10/20 18時頃 体のオレンジ色の部分からフラスチュールが出芽した
10/20 23時頃 アルテミアを2個体捕まえて別の口で食べているが、胃腔を共用しているようだ。

前の写真のポリプのコロニーは個別の個体が、ポリプの基部で繋がっているように
見えたので、「海のUFOクラゲ」に書かれていたミズクラゲのポリプのように、ストロン上
から出芽して繋がっているように見えたのか?と思っていたが、今回はハッキリ4つの
口が確認出来、その口の反対側からは分裂する様子もなく、捉えたアルテミア捕食に
より、胃腔を共有しているのが見える。

動画 【YouTube】

見えていない裏側にも1つ口が存在しそうだが、これは、5つの口を持った1個体なのか?
5個体なのか?

 以前に掲載したアンドンクラゲもそうだが、マミズクラゲを観察していると
一般的なポリプとかなり異なる生活をしている。

 一般的なポリプの出芽は、ポリプの出芽とクラゲの出芽だが、マミズクラゲ
のポリプは、2014/10/9に掲載したように、フラスチュールの出芽もする。

 ポリプの分裂には、横分裂と縦分裂が有り、横分裂とはストロビレーション
をして、エフィラが遊離する、一方の縦分裂とは、ポリプが出芽する、この
分裂は横分裂だと久保田信先生*にご教示頂きました、投稿後訂正させて
頂きました、有難う御座います。

久保田信先生*:京都大学 フィールド科学教育センター瀬戸臨海実験所 准教授

 今回観察していたポリプは、長く伸びて中間点がくびれて分裂した、下の
コマ撮り動画を詳しく見てみる。

 この個体は、2014/10/7頃より出芽を始め、16時間ほど掛けてフラスチュ
ールが遊離したもので、その後ポリプに変態した、経過はすべて撮影してい
るが、どの時点からポリプに変態しているのかは良く解らない、その後ポリプ
は長く伸び始め、2014/10/15に長く伸びた中間点がくびれて分裂した、フラス
チュールが出芽して184時間後だった。

 クラゲは大食漢だが、ポリプも良く食べる、10/13の18時頃にアルテミアを
捕まえているが、よく見ると2個体で、その後も1個体捕まえて、合計3個体
食べている。

 このポリプの元になっている10/6と10/9に掲載したポリプのコロニーは、
4個体が付いているように見える、ネット上でマミズクラゲのポリプ画像を見
ると、2個体が付いている画像が見られ、胃腔を共有していると書かれてい
る所も有る。

 海産のポリプではまだ見ていない形態なので、これの成長過程を確認
したかったのだが、違う分裂方法を見てしまった。  つづく・・

 マミズクラゲのフラスチュールを900倍速で間欠撮影した。

 蠕動(ぜんどう)運動で動いている、早く動いているように見えるが1時間で1mm程度だ、肉眼
でリアルタイムには動いているのが解らない。

 タイムスタンプで、10/12/ 10:06頃に小さな節足動物を食べている、この部分は速度を遅くし
ているが解りますか?
 この時点で遊離してから4日経つ、海産のプラヌラでも、水温等の環境条件の影響かも知れ
ないが、直ぐにポリプになる個体と1週間以上動き回って、体力が尽きたのか消滅する個体が
有る。
 今回は、途中で脱塩した冷凍コペをすり潰し与えていた、10/9 20時ごろ進行方向後ろ側で
口が開いているように見える、10/10 20時過ぎには口の周りに触手が有るように見える、10/11
 8時過ぎにはすり潰した餌を食べている様に見える。

 正式な論文を読んでいないので解らないが、ネット情報によると、フラスチュールは動くが、
ポリプは動かない、フラスチュールはソーセージ型で細長く、ポリプの口盤側はネギ坊主のよう
に丸くぶつぶつしていて、全体はお銚子や一輪挿しの花瓶のような形だと書かれていた。

 この動画の状況を見ると、フラスチュールは、ポリプになった時に足盤側に相当する部分を
先頭に、蠕動運動で動いている、ポリプも状況によっては動くようだが、フラスチュールとポリプ
の違いがこの実体顕微鏡の倍率では良く解らない。

 ポリプに変態してまだ間もない小さなポリプだが、自分よりも大きなアルテミアを食べている。

 同一個体を追いかけています、最初に掲示した元のコロニーは、その後4個体のフラスチュ
ールを遊離しました、この個体の追跡は継続し、次の目標は、この単体のポリプがどのように
コロニーになっていくのか、胃腔を共有しているのかを観察していきます。 つづく・・

 マミズクラゲのポリプからフラスチュールが出芽した。(900倍速で撮影)

 マミズクラゲのポリプにアルテミアを与えたところ、翌日にはフラスチュール
を出した、左側の個体はポリプが出ているようにも見える。

 ポリプは別のプラスチック容器に移し、フラスチュールがポリプに変態するのを
追いかける事にした、フラスチュールは固着し易い様にガラス容器に入れている。

 ポリプのコロニーには積極的に餌を与え、30個体以上を目標に培養したい。

 マミズクラゲのポリプの捕食の様子を900倍速で撮影した。

 マミズクラゲのポリプは、足盤側基部よりポリプを出芽、ポリプ中央付近よりフラスチュールを
出芽、クラゲを出芽の3パターンが有るらしい。

 今回のポリプを見ると、何らかの有機物の周りに、4個体のポリプが付いているように見えるが、
ポリプは繋がっていて、胃腔も共有していると書かれているサイトが有る。

 マミズクラゲのポリプは一般的なポリプと外部形態的にも異なっているし、全く知識がないので
少しずつ確認出来ればと思っている。

 肉食のミジンコはポリプをかじるとの事なので、 先ずは、脱塩した冷凍コペをすり潰して与えて
みた、食べているようだが胃腔に溜まる量が少ないので、アルテミアを与えてみた、栄養強化して
いるので孵化直後ではなく、孵化して半日経過している。

 各ポリプは1個体以上のアルテミアを食べて、オレンジ色になっている。

 ポリプに触れるよう、過剰にアルテミアを与えたが、真水で洗浄後マミズクラゲの飼育容器内でも
長時間生きているのに驚いた、しっかり食べたようなので、すべての残ったアルテミアを掬い取り
換水し、48時間以内に何らかの出芽が起こるようなのでそれに備えた、つづく・・・

不明な生物

2014/10/5 日 17:52:51 by tsunokurage

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 マミズクラゲの飼育の為に、ミジンコを養殖しようとしているが、その容器に
球形の群体がぶら下がっていた、激しく動いていたので、何らかの卵が孵化
しようとしているかと期待したが違うようだ。

 円錐状のものが茎で繋がり球状になっている。

 全く想像出来ないが、形状から、ラッパムシとかツリガネムシを調べてみたが、
このような群体では無い様だ。

 1つの円錐が0.1mm程なので、0.02mm程の微生物が泳いでいて、それを
捕食しているのだろうか?激しく反応している、本当は、この泳いでいる微生物
の方が、遊離直後のマミズクラゲの餌にならないか重要なのだが・・・

 ご存知の方がいらっしゃれば、ご教示頂ければ幸いです。

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